【MQL4学習】iFractals()関数とは何か？EA・インジケーター作成!

iFractals()関数は、相場のトレンドの転換点を探るインジケーターであるフラクタルの値を取得するために使用します（フラクタルの詳細については「こちら」を参照してください。）。

iFractals()関数とは？

iFractals()関数は、以下のように定義されています。

double iFractals(
string symbol,
int timeframe,
int mode,
int shift
);

各引数の意味は、以下のとおりです。

• string symbol
  フラクタルの値を計算する通貨ペア名を指定します。
  通貨ペア名は、「気配値表示ウィンドウ」に表示されているとおりに記述します。
  特定の通貨ペア名を指定せず、EA等を適用したチャートの通貨ペアのフラクタルの値を取得したい場合は、「NULL」と記述します。
• int timeframe
  以下の表に従って、フラクタルの値を計算する時間軸を指定します。

  種　類	定　数	内　容
  PERIOD_CURRENT	０	現在の時間足
  PERIOD_M1	１	１分足
  PERIOD_M5	５	５分足
  PERIOD_M15	15	15分足
  PERIOD_M30	30	30分足
  PERIOD_H1	60	１時間足
  PERIOD_H4	240	４時間足
  PERIOD_D1	1440	日　足
  PERIOD_W1	10080	週　足
  PERIOD_MN1	43200	月　足

• int mode
  ライン番号を指定します。
  「Fractal Up」を取得したい場合は「１」と記述します。
  「Fractal Down」を取得したい場合は「２」と記述します。
• int shift
  フラクタルの値を取得したいバーの位置を指定します。
  フラクタルの値を取得したいバーが現在のバーであれば「０」、１本前のバーであれば「１」、２本前のバーであれば「２」……と記述します。

サンプルコード

３本前のバーのフラクタルの値を取得したい場合は、以下のように記述します。