【MQL4勉強プログラミング】GetTickCount()関数を使ってミリ秒で処理の時間を計測する

ザフナーラボブログ

GetTickCount()関数は、システムの稼働が開始してから経過したミリ秒(=1,000分の1秒)単位で計算された時間を取得するために使用します。

GetTickCount()関数は、以下のように定義されています。

uint GetTickCount();

GetTickCount()関数には引数がないので、()内には何も記述しません。

戻り値

システムが稼働してから経過したミリ秒(=1,000分の1秒)単位で計算した時間を返します。

  • マイクロ秒(100万分の1)単位で時間を計測したい場合は「こちら」を参照してください。

注意点

カウンターは、システムタイマーの制限によって限定されます。時間は符号なしの整数で保存されるので(uint型で表すことのできる数値の範囲は、「0~4,294,967,295」です。)、コンピューターが途切れずに稼働された場合、49.7日ごとにデータの保存量はいっぱいになります。

具体例

一定の処理の実行にかかる時間を「ターミナルウィンドウ」に表示させたい場合は、以下のように記述します。


uint start = GetTickCount();
//一定の処理の実行
……
Print(“Calculation time is “,
      GetTickCount() – start,” miliseconds.”);