SetIndexEmptyValue()関数は、インジケーターをチャートウィンドウに描画させず、また、データウィンドウにも表示させない値を設定するために使用します。
SetIndexEmptyValue()関数は、以下のように定義されています。
void SetIndexEmptyValue(
int index,
double value
);
各引数の意味は、以下のとおりです。
- int index
「チャートウインドウ」に描画させず、「データウィンドウ」にも表示させたくない値を設定するインジケーターのライン番号(=SetIndexBuffer()関数で指定した「0」~「7」の値)を指定します。 - double value
「チャートウィンドウ」に描画させず、「データウィンドウ」にも表示させない値を指定します。標準では「EMPTY_VALUE」です。
なお、SetIndexBuffer()関数の詳細については「こちら」を参照してください。
戻り値
SetIndexEmptyValue()関数はvoid型なので、戻り値はありません。
注意点
第二引数で指定した値は、「チャートウィンドウ」に描画されず、また、「データウィンドウ」にも表示されません。
第二引数の値は、標準では「EMPTY_VALUE」です。
具体例
あるインジケーターの値が「0.0」であれば、インジケーターに関する情報を表示させないようにするためには、以下のように記述します。
#property strict
#property indicator_separate_window
double Up[];
double Down[];
int OnInit()
{
SetIndexBuffer(0,Up);
SetIndexBuffer(1,Down);
SetIndexStyle(0,DRAW_ARROW);
SetIndexArrow(0,217);
SetIndexStyle(1,DRAW_ARROW);
SetIndexArrow(1,218);
SetIndexEmptyValue(0,0.0);
SetIndexEmptyValue(1,0.0);
SetIndexLabel(0,”Up”);
SetIndexLabel(1,”Down”);
return(INIT_SUCCEEDED);
}
- SetIndexStyle()関数の詳細については「こちら」を参照してください。
- SetIndexArrow()関数の詳細については「こちら」を参照してください。
- SetIndexLabel()関数の詳細については「こちら」を参照してください。