【MQL4勉強プログラミング】インジケーターに記号を表示させる方法とは?

SetIndexArrow()関数は、インジケーターに記号を表示させるために使用します。

SetIndexArrow()関数は、以下のように定義されています。

void SetIndexArrow(
int index,
int code
);

各引数の意味は、以下のとおりです。

  • int index
    ライン番号(0~7)を指定します。
    ライン番号は、SetIndexBuffer()関数で指定したものと対応させます。
  • int code
    Wingdingsフォントのコード、又は定義済みの記号定数を指定します。
    Wingdingsフォントのコードは、以下のようになります。定義済み記号定数は、以下のようになります。

    種 類
    定 数
    内 容
    SYMBOL_THUMBSUP
    67
    サムアップ
    SYMBOL_THUMBSDOWN
    68
    サムダウン
    SYMBOL_ARROWUP
    241
    上矢印
    SYMBOL_ARROWDOWN
    242
    下矢印
    SYMBOL_STOPSIGN
    251
    バツ印
    SYMBOL_CHECKSIGN
    252
    チェックマーク

なお、SetIndexBuffer()関数の詳細については「こちら」を参照してください。

戻り値

SetIndexArrow()関数はvoid型なので、戻り値はありません。

注意点

「33」~「255」以外のコードを使用することはできません。

具体例

インジケーターに「上矢印」を表示させたい場合は、以下のように記述します。


#property strict

double Up[];

int OnInit()
{
  SetIndexBuffer(0,Up);
  SetIndexStyle(0,DRAW_ARROW);
  SetIndexArrow(0,241);
  
  return(INIT_SUCCEEDED);
}