【MQL4】iWPR()関数でウィリアムズ%Rの値を取得する!インジケーター・EA開発に使える!

iwpr-mql4

iWPR()関数は、現在の相場水準(買われすぎ、売られすぎなど)を判断するウィリアムズ%R(William’s %R)の値を取得するために使用します(William’s %Rの詳細については「こちら」を参照してください。)

iWPR()関数について

iWPR()関数は、以下のように定義されています。

iWPR()

double iWPR(
string symbol,
int timeframe,
int period,
int shift
);

各引数の意味は、以下のとおりです。

  • string symbol
    ウィリアムズ%Rの値を計算する通貨ペア名を指定します。
    通貨ペア名は、「気配値表示ウィンドウ」に表示されているとおりに記述します。
    特定の通貨ペア名を指定せず、EA等を適用したチャートの通貨ペアのウィリアムズ%Rの値を取得したい場合は、「NULL」と記述します。
  • int timeframe
    以下の表に従って、ウィリアムズ%Rの値を計算する時間軸を指定します。

    timeframeの種類

    種 類
    定 数
    内 容
    PERIOD_CURRENT
    現在の時間足
    PERIOD_M1
    1分足
    PERIOD_M5
    5分足
    PERIOD_M15
    15
    15分足
    PERIOD_M30
    30
    30分足
    PERIOD_H1
    60
    1時間足
    PERIOD_H4
    240
    4時間足
    PERIOD_D1
    1440
    日 足
    PERIOD_W1
    10080
    週 足
    PERIOD_MN1
    43200
    月 足
  • int period
    ウィリアムズ%Rの値を計算する期間を指定します。
  • int shift
    ウィリアムズの%Rの値を取得したいバーの位置を指定します。
    ウィリアムズの%R値を取得したいバーが現在のバーであれば「0」、1本前のバーであれば「1」、2本前のバーであれば「2」……と記述します。