FXトレードだけではなく、バイナリーオプションでも使えると有名なMT4インジケーター「%Rオシレーター」(ウィリアムズ%Rと呼ばれることもあります)の見方や使い方、計算式ついて解説致します。
%Rオシレーター
%Rオシレーター(ウィリアムズ%R)とは、ラリー・ウィリアムズ(Larry Williams)氏が考案したインジケーターで、一定期間(通常は「14」)の最高値と最安値の範囲内における、現在のレートの最高値からの相対的な位置を見るものです。
MetaTrader4(MT4)では、「ナビゲータウィンドウ」の「インディケータ」ディレクトリの中の「オシレーター」ディレクトリにおいて、「William’s Percent Range」として用意されています。
また、%Rオシレーターの値をEA等のプログラミングに使用したい場合は、iWPR()関数(詳細は「こちら」を参照してください。)を使用します。
計算式
%Rオシレーター(ウィリアムズ%R)の計算式は、以下のとおりです。
%Rオシレーターは「-100」から「0」の間で動くようになっています。
見方・使い方
MT4では、ナビゲーター→オシレーターの中の「Williams’ Percent Range」が%Rオシレーターです。
%Rオシレーターが通常以下の様な使い方をします。
- %Rの値が「-10」以上、又は「0」に張り付いたら、買われすぎと判断して、反転下落の目安とします。
- %Rの値が「-90」以下、又は「-100」に張り付いたら、売られすぎと判断して、反転上昇の目安とします。