MT4フラクタルインジケーターのFXでの使い方や計算式や見方について解説!

ザフナーラボブログ

フラクタル(Fractals)とは、ビル・ウィリアムズ(Bill Williams)氏が開発したインジケーターで、トレンドの転換点を見極めるために使用するものです。

フラクタル

MetaTrader4(MT4)では、「ナビゲータウィンドウ」の「インディケータ」ディレクトリの中の「ビル・ウィリアムズ」ディレクトリにおいて、「Fractals」として用意されています。

また、フラクタルの値をEA等のプログラミングに使用したい場合は、iFractals()関数(詳細は「こちら」を参照してください。)を使用します。

計算式

フラクタルは、「Fractal Up」と「Fractal Down」によって構成され、それらは、5本のローソク足の配置を見ることによって算出されます。

 

  • Fractal Up
    5本のローソク足のうち、真ん中(対象となるローソク足のうち、最初から3本目)のローソク足の高値が、最高値となっている。
    フラクタル-インジケーター
  • Fractal Down
    5本のローソク足のうち、真ん中(対象となるローソク足のうち、最初から3本目)のローソク足の安値が、最安値となっている。
    フラクタル-インジケーター

使い方

基本的な使い方は、以下のとおりです。

  • 買 い
    直近のFractal Upを上抜けたら、買いサインとします。
  • 売 り
    直近のFractal Downを下抜けたら、売りサインとします。

なお、アリゲーターとともに用いるのが効果的とされています。