GetTickCount()関数は、システムの稼働が開始してから経過したミリ秒(=1,000分の1秒)単位で計算された時間を取得するために使用します。
GetTickCount()関数は、以下のように定義されています。
uint GetTickCount();
GetTickCount()関数には引数がないので、()内には何も記述しません。
戻り値
システムが稼働してから経過したミリ秒(=1,000分の1秒)単位で計算した時間を返します。
注意点
カウンターは、システムタイマーの制限によって限定されます。時間は符号なしの整数で保存されるので(uint型で表すことのできる数値の範囲は、「0~4,294,967,295」です。)、コンピューターが途切れずに稼働された場合、49.7日ごとにデータの保存量はいっぱいになります。
具体例
一定の処理の実行にかかる時間を「ターミナルウィンドウ」に表示させたい場合は、以下のように記述します。
uint start = GetTickCount();
//一定の処理の実行
……
Print(“Calculation time is “,
GetTickCount() – start,” miliseconds.”);
- Print()関数の詳細については「こちら」を参照してください。