【MQL4勉強プログラミング】ウィンドウ上に描画されたすべてのオブジェクトを削除する方法

ザフナーラボブログ

ObjectDeleteAll()関数は、指定したウィンドウ上に描画されたすべてのオブジェクトを削除するために使用します。

ObjectDeleteAll()関数は、以下のように定義されています。

int ObjectDeleteAll(
int sub_window=EMPTY,
int object_type=EMPTY
);

各引数の意味は、以下のとおりです。

  • int sub_window
    削除したいオブジェクトが描画されているウィンドウ番号を指定します。
    ウィンドウ番号は、「-1」以上「WindowsTotal()関数(詳細は「こちら」を参照してください。)で取得される値」未満でなければなりません。
    「-1」はすべてのサブウィンドウを意味し、「0」はメインのチャートウィンドウを意味します。
  • int object_type
    以下の表に従って、削除するオブジェクトの種類を指定します。
    なお、「-1」はすべての種類を意味します。

    オブジェクトの種類

    定 数
    内 容
    OBJ_VLINE 垂直線
    OBJ_HLINE 水平線
    OBJ_TREND トレンドライン
    OBJ_TRENDBYANGLE 角度によるトレンドライン
    OBJ_CYCLES サイクルライン
    OBJ_CHANNEL チャネル
    OBJ_STDDEVCHANNEL 標準偏差チャネル
    OBJ_REGRESSION 線形回帰
    OBJ_PITCHFORK アンドリュース・ピッチフォーク
    OBJ_GANNLINE ギャンライン
    OBJ_GANNFAN ギャンファン
    OBJ_GANNGRID ギャングリッド
    OBJ_FIBO フィボナッチリトレースメント
    OBJ_FIBOTIMES フィボナッチタイムゾーン
    OBJ_FIBOFAN フィボナッチファン
    OBJ_FIBOARC フィボナッチ円弧
    OBJ_FIBOCHANNEL フィボナッチチャネル
    OBJ_EXPANSION フィボナッチ拡張
    OBJ_RECTANGLE 長方形
    OBJ_TRIANGLE 三角形
    OBJ_ELLIPSE 楕円
    OBJ_ARROW_THUMB_UP サムズアップ
    OBJ_ARROW_THUMB_DOWN サムズダウン
    OBJ_ARROW_UP 上矢印
    OBJ_ARROW_DOWN 下矢印
    OBJ_ARROW_STOP ストップサイン
    OBJ_ARROW_CHECK チェックサイン
    OBJ_ARROW_LEFT_PRICE 価格ラベル(左側)
    OBJ_ARROW_RIGHT_PRICE 価格ラベル(右側)
    OBJ_ARROW_BUY 買いサイン
    OBJ_ARROW_SELL 売りサイン
    OBJ_ARROW 矢印
    OBJ_TEXT テキスト
    OBJ_LABEL ラベル
    OBJ_BUTTON ボタン
    OBJ_BITMAP ビットマップ
    OBJ_BITMAP_LABEL ビットマップラベル
    OBJ_EDIT 編集枠
    OBJ_EVENT 経済指標カレンダーに反応するイベントオブジェクト
    OBJ_RECTANGLE_LABEL カスタムグラフィカルインターフェースを作成したりデザインするオブジェクト

戻り値

正常に実行された場合は、削除したオブジェクトの数を返します。

エラーが生じた場合に、エラーに関する情報を取得したい場合は、GetLastError()関数(詳細は「こちら」を参照してください。)を使用します。