ChartOpen()関数は、指定した通貨ペアと時間軸で新規にチャートを開くために使用します。
ChartOpen()関数による命令は、チャートメッセージキューに追加され、ChartOpen()関数による命令がなされる以前の命令が全て終了してから実行されます。
ChartOpen()関数は、以下のように定義されています。
long ChartOpen(
string symbol,
ENUM_TIMEFRAMES period
);
各引数の意味は、以下のとおりです。
- string symbol
新規に開きたいチャートの通貨ペア名を指定します。
「NULL」と指定した場合は、EAが適用されている現在のチャートの通貨ペアを指定したことになります。 - ENUM_TIMEFRAMES period
以下の表に従って、新規に開きたいチャートの時間軸を指定します。種 類 定 数 内 容 PERIOD_CURRENT 0 現在の時間足 PERIOD_M1 1 1分足 PERIOD_M5 5 5分足 PERIOD_M15 15 15分足 PERIOD_M30 30 30分足 PERIOD_H1 60 1時間足 PERIOD_H4 240 4時間足 PERIOD_D1 1440 日 足 PERIOD_W1 10080 週 足 PERIOD_MN1 43200 月 足
戻り値
- ChartOpen()関数が正常に実行された場合
新規に開いたチャートのチャートIDが返されます。 - エラーが生じた場合
「0」が返されます。
エラーが生じた場合に、エラーの詳細を取得したい場合は、GetLastError()関数を使用します。
- GetLastError()関数の詳細については「こちら」を参照してください。
注意点
同時に開くことのできるチャートの数(=100)を超える場合は、新規にチャートを開くことはできません。