すでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますが
ドル円と日経225先物の価格の動きには強い相関が存在しております。
以下のチャート画像を見て下さい。上部は日経225先物の4時間足チャートで下部がドル円の4時間足チャートになります。
見比べて見てもお互いの値動きには相関関係がある事が見てわかると思います。
今回の記事では、このドル円と日経225先物の相関関係に注目し、MT4でドル円と日経225を重ねて表示する無料インジケーターや表示方法を解説していきますので、最後までお付き合いください!
無料でインジケーターをダウンロードする
ドル円と日経225先物チャートをMT4上で重ねて表示させるためには、インジケーターのダウンロードが必要ですが、無料で入手することが出来ます。
まずこちらから「OverLayChart」というインジケーターをダウンロードしてください。
ファイルを所定の箇所に格納する
ダウンロードした「OverLayChart.ex4」をMT4で使えるようにするためには、MT4を起動したうえで、当該ファイルを以下の要領で所定の箇所に格納します。
「ファイル」→「データフォルダを開く」→「MQL4」→「Indicators」
日経225先物チャートをドル円チャートに重ねて表示させる
注意
MT4で日経225先物チャートを表示させるには、日経225先物CFDを取り扱っている証券会社のMT4をダウンロードしてインストールおく必要があります。
気配値表示ウィンドウを表示させる
「ツールバー」上の赤丸のアイコンをクリックし、気配値を表示させます。
全通貨ペアを表示させる
「気配値表示」で右クリックするとメニューが表示されるので、「すべて表示」を選択し、クリックします。
日経225先物チャートを表示させる
その後、気配値表示ウィンドウから「JP225-○○」(○○の部分は「JUN15」などの限月が表示されます。)を見つけ、メインウインドウへドラッグ&ドロップします。(もしくはJP225-○○を右クリックし「チャートを表示」をクリック)
そうすると、日経225先物チャートが表示されます。
OverLayChartを適用する
その後ダウンロードした「OverLayChart.ex4」をチャートへ適用させると、パラメーターの設定画面が表示されますが、日経225先物チャート上に、ドル円を重ねて表示したい時は特に設定を変える必要がありません。
そのまま「OK」を押すと日経225先物チャート上に、ドル円のチャートが重ねて表示されます。
ちなみに、パラメーターで設定できる事は以下の通りです。
- SubSymbol
重ねて表示させたい通貨ペア名を指定します。
通貨ペア名は、気配値表示に表示されている通りに記述します。
- BullBarColor
重ねて表示されるチャートの陽線の表示色を指定します。
- BearBarColor
重ねて表示されるチャートの陰線の表示色を指定します。
- GridColor
重ねて表示されるチャートのレートを示すグリッド線の表示色を指定します。
- Mirroring
重ねて表示されるチャートの上下を反転させるかどうかを指定します。
false:上下反転表示をしない。
true:上下反転表示をする。