MQLとは、外国為替(FX)取引用のプラットフォームである「Meta Trader」の機能を拡張するためのプログラミング言語です。
自作のEA(自動売買)やインジケーターを作成することができます。
MT4、MT5のEAやインジケーターは全てこのMQLで作られています。
自分のロジックをEAやインジケーターに落とし込むことができるため、必ず習得したいスキルの1つです。
MT5はMT4の上位互換ですが、既存ツールの多さやプログラムの記述のしやすさから、日本ではMT4のシェアが圧倒的に多いです。
■MQLでできること
MQLを学習することで、MT4やMT5上で動作するスクリプト、インジケーター、EAなどを作成することができます。
特にEAは自分のロジックを元に作成すれば、あとはツールが自動で取引を実施してくれます。
あまり知られていませんが、MQLを使用して外部ファイルと連携したり、webの情報を取ってくることも可能です。
■MQLを学ぶメリット
MQLを学ぶメリットを4つ紹介します。
1.効率的なトレード
裁量トレードでは、チャートを常に監視して、取引のチャンスを待つ必要があります。しかし、ロジックをもとにEAを作成することで、常にチャートを監視していなくてもEAが自動で取引してくれるので効率よく投資をすることが可能です。
普段仕事をしている忙しい方でも、EAを用いることで本格的なトレードを行うことができます。
2.効率的な検証
有効そうなロジックを思いついた時、チャートをさかのぼりながら1つずつ検証をしていませんか?ロジックの有効性を目視で検証することは、膨大な時間がかかってしまいますし、ミスを誘発します。
しかし、条件がそろったタイミングでサインを出すようなインジケーターや、バックテストができる形にすることでロジックの検証が一目で分かるようになります!3時間かかるような検証が、10秒で終わるなんてこともあり得ます。
3.メンタルコントロール
裁量取引で最も難しいことの1つが、メンタルコントロールです。
資産を失うことを恐れて損切をしなかったり、直感でエントリーをしてしまうといったことは良くあると思います。取引をEA化すれば、ロジックに沿ったトレードが自動で行われるので、感情に左右された無駄なトレードが減少します。
4.販売して収益を得る
開発したインジケーターやEAをただ使うだけではもったいないです。
有効なインジケーターやEAには価値があり、販売して利益を得ることができます。トレーダーが欲しがるようなインジケーターやEAを販売することで、月に数百万円もの販売利益を得ることも可能となります。
■学習方法
MQLを学びたい場合は、学習サイトや書籍がおすすめです。
サイトによっては無料で大量のソースコードを配布しているサイトも多くあります。
mql4の学習におすすめなサイトを紹介します。