FXブルパワー(Bulls Power)インジケーターの使い方や計算式について解説!

ザフナーラボブログ

ブルパワー(Bulls Power)とは、アレキサンダー・エルダー(Alexander Elder)氏が開発したインジケーターで、市場の強気筋(買い圧力)の勢力を見極めるために使用するものです。

ブルパワー

MetaTrader4(MT4)では、「ナビゲータウィンドウ」の「インディケータ」ディレクトリの中の「オシレーター」ディレクトリにおいて、「Bulls Pwoer」として用意されています。

また、ブルパワーの値をEA等のプログラミングの際に使用したい場合は、iBullsPower()関数(詳細は「こちら」を参照してください。)を使用します。

Bulls Power

計算式

ブルパワーの計算式は、以下のとおりです。

ブルパワー = 現在の高値 - 現在の指数移動平均線の値

指数移動平均線の計算期間は、通常は「13」です。

使い方

⑴ トレンド系指標と組み合わせる

移動平均線などのトレンド系指標が上昇トレンドを示しているときに、ブルパワーの値が「0」より大きい場合は、強気と判断し、買いシグナルとします。

⑵ ベアパワーと併用する

ブルパワーは、ベアパワー(Bears Power)と併用されることが多いです(ベアパワーの詳細については「こちら」を参照してください。)。

具体的には、以下のように使用します。

  • ブルパワーとベアパワーの値がともに「0」よりも大きい
    「買いサイン」とします。
  • ブルパワーとベアパワーの値がともに「0」よりも小さい
    「売りサイン」とします。
    Bull-Bear-Power-View