ObjectDeleteAll()関数は、指定したウィンドウ上に描画されたすべてのオブジェクトを削除するために使用します。
ObjectDeleteAll()関数は、以下のように定義されています。
int ObjectDeleteAll(
int sub_window=EMPTY,
int object_type=EMPTY
);
各引数の意味は、以下のとおりです。
- int sub_window
削除したいオブジェクトが描画されているウィンドウ番号を指定します。
ウィンドウ番号は、「-1」以上「WindowsTotal()関数(詳細は「こちら」を参照してください。)で取得される値」未満でなければなりません。
「-1」はすべてのサブウィンドウを意味し、「0」はメインのチャートウィンドウを意味します。 - int object_type
以下の表に従って、削除するオブジェクトの種類を指定します。
なお、「-1」はすべての種類を意味します。オブジェクトの種類
定 数 内 容 OBJ_VLINE 垂直線 OBJ_HLINE 水平線 OBJ_TREND トレンドライン OBJ_TRENDBYANGLE 角度によるトレンドライン OBJ_CYCLES サイクルライン OBJ_CHANNEL チャネル OBJ_STDDEVCHANNEL 標準偏差チャネル OBJ_REGRESSION 線形回帰 OBJ_PITCHFORK アンドリュース・ピッチフォーク OBJ_GANNLINE ギャンライン OBJ_GANNFAN ギャンファン OBJ_GANNGRID ギャングリッド OBJ_FIBO フィボナッチリトレースメント OBJ_FIBOTIMES フィボナッチタイムゾーン OBJ_FIBOFAN フィボナッチファン OBJ_FIBOARC フィボナッチ円弧 OBJ_FIBOCHANNEL フィボナッチチャネル OBJ_EXPANSION フィボナッチ拡張 OBJ_RECTANGLE 長方形 OBJ_TRIANGLE 三角形 OBJ_ELLIPSE 楕円 OBJ_ARROW_THUMB_UP サムズアップ OBJ_ARROW_THUMB_DOWN サムズダウン OBJ_ARROW_UP 上矢印 OBJ_ARROW_DOWN 下矢印 OBJ_ARROW_STOP ストップサイン OBJ_ARROW_CHECK チェックサイン OBJ_ARROW_LEFT_PRICE 価格ラベル(左側) OBJ_ARROW_RIGHT_PRICE 価格ラベル(右側) OBJ_ARROW_BUY 買いサイン OBJ_ARROW_SELL 売りサイン OBJ_ARROW 矢印 OBJ_TEXT テキスト OBJ_LABEL ラベル OBJ_BUTTON ボタン OBJ_BITMAP ビットマップ OBJ_BITMAP_LABEL ビットマップラベル OBJ_EDIT 編集枠 OBJ_EVENT 経済指標カレンダーに反応するイベントオブジェクト OBJ_RECTANGLE_LABEL カスタムグラフィカルインターフェースを作成したりデザインするオブジェクト
戻り値
正常に実行された場合は、削除したオブジェクトの数を返します。
エラーが生じた場合に、エラーに関する情報を取得したい場合は、GetLastError()関数(詳細は「こちら」を参照してください。)を使用します。