SymbolSelect()関数は、気配値表示ウィンドウに通貨ペアを追加又は削除するために使用します。
SymbolSelect()関数は、以下のように定義されています。
bool SymbolSelect(
string name,
bool select
)
各引数の意味は、以下のとおりです。
- string name
「気配値表示ウィンドウ」に追加又は削除したい通貨ペアの通貨ペア名を指定します。 - bool select
気配値表示ウィンドウから第一引数で指定した通貨ペアを
削除したい場合→「false」
追加したい場合→「true」
と指定します。
ただし、「false」と指定しても、第一引数で指定した通貨ペアのチャートを開いていたり、当該通貨ペアについてポジションを保有している場合は、当該通貨ペアを気配値表示ウィンドウから削除することはできません。
戻り値
SymbolSelect()関数が正常に実行されなかった場合は、「false」を返します。
注意点
「時系列とインジケーターに対するアクセス」に関する関数によって通貨ペアのデータを取得するためには、データを取得したい通貨ペアが気配値表示ウィンドウに存在していなければなりません。
データを取得したい通貨ペアが気配値表示ウィンドウに存在しない場合は、当該通貨ペアのデータを取得するためには、
SymbolSelect(“データを取得したい通貨ペア名”,true);
として、当該通貨ペアを気配値表示ウィンドウに追加する必要があります。
通貨ペアは、iOpen()関数、iHigh()関数などによる最後のアクセスから10分後に、気配値表示ウィンドウにおいて非表示にすることができます。
これは、通貨ペアに対する最後のアクセスから10分間、当該通貨ペアのデータをターミナルが保持するからです。
その後、使われなくなったデータは、ターミナルから自動的に削除されます。