ObjectSet()関数は、指定したオブジェクトのプロパティ(=属性)を設定するために使用します。
ObjectSet()関数は、以下のように定義されています。
bool ObjectSet(
string object_name,
int index,
double value
);
各引数の意味は、以下のとおりです。
- string object_name
プロパティを設定するオブジェクトの名前を指定します。 - int index
以下の表に従って、設定するプロパティの種類を指定します。オブジェクトのプロパティ
定 数 値 型 内 容 OBJPROP_TIME1 0 datetime オブジェクトの1点目の描画位置(X軸の位置) OBJPROP_PRICE1 1 double オブジェクトの1点目の描画位置(Y軸の位置) OBJPROP_TIME2 2 datetime オブジェクトの2点目の描画位置(X軸の位置) OBJPROP_PRICE2 3 double オブジェクトの2点目の描画位置(Y軸の位置) OBJPROP_TIME3 4 datetime オブジェクトの3点目の描画位置(X軸の位置) OBJPROP_PRICE3 5 double オブジェクトの3点目の描画位置(Y軸の位置) OBJPROP_COLOR 6 color オブジェクトの描画色 OBJPROP_STYLE 7 int オブジェクトの線種
STYLE_SOLID
→実線
STYLE_DASH
→長音線
STYLE_DOT
→短音線
STYLE_DASHDOT
→長音線と短音線
STYLE_DASHDOTDOT
→長音線と短音線OBJPROP_WIDTH 8 int オブジェクトの線の太さ
「1」~「5」で設定OBJPROP_BACK 9 bool オブジェクトの背景描画フラグ
「true」
→塗りつぶす
「false」
→塗りつぶさないOBJPROP_RAY 10 bool オブジェクトの線延長フラグ
「true」
→延長する
「false」
→延長しないOBJPROP_ELLIPSE 11 bool フィボナッチ円弧の描画フラグ
「true」
→円
「false」
→半円OBJPROP_SCALE 12 double オブジェクトのスケール OBJPROP_ANGLE 13 double オブジェクトの角度 OBJPROP_ARROWCODE 14 int 矢印の種別 OBJPROP_TIMEFRAMES 15 int オブジェクトを表示させる時間軸の種別
OBJ_PERIOD_M1
→1分足チャート
OBJ_PERIOD_M5
→5分足チャート
OBJ_PERIOD_M15
→15分足チャート
OBJ_PERIOD_M30
→30分足チャート
OBJ_PERIOD_H1
→1時間足チャート
OBJ_PERIOD_H4
→4時間足チャート
OBJ_PERIOD_D1
→日足チャート
OBJ_PERIOD_W1
→週足チャート
OBJ_PERIOD_MN1
→月足チャート
OBJ_ALL_PERIODS
→すべての時間軸OBJPROP_DEVIATION 16 double 標準偏差オブジェクトの偏差 OBJPROP_FONTSIZE 100 int テキストオブジェクトのフォントサイズ OBJPROP_CORNER 101 int ラベルオブジェクトの座標を決める基となる原点の位置
「0」:左上
「1」:右上
「2」:左下
「3」:右下OBJPROP_XDISTANCE 102 int 「OBJPROP_CORNER」で設定した原点からのX軸の画面中央に向かっての距離(ピクセル単位) OBJPROP_YDISTANCE 103 int 「OBJPROP_CORNER」で設定した原点からのY軸の画面中央に向かっての距離(ピクセル単位) OBJPROP_FIBOLEVELS 200 int フィボナッチラインを表示する個数(「0」~「32」) OBJPROP_LEVELCOLOR 201 color レベルラインの描画色 OBJPROP_LEVELSTYLE 202 int レベルラインの線種
STYLE_SOLID
→実線
STYLE_DASH
→長音線
STYLE_DOT
→短音線
STYLE_DASHDOT
→長音線と短音線
STYLE_DASHDOTDOT
→長音線と短音線OBJPROP_LEVELWIDTH 203 int レベルラインの太さ
「1」~「5」で設定OBJPROP_FIRSTLEVEL+n 210+n int フィボナッチ係数
「0」~「31」で設定 - double value
プロパティに設定する値を指定します。
戻り値
ObjectSet()関数が正常に実行された場合は「true」を返し、正常に実行されなかった場合は「false」を返します。
エラーの詳細を取得したい場合は、GetLastError()関数(詳細は「こちら」を参照してください。)を使用します。