iCCIOnArray()関数は、ユーザーが自由に作成した配列を基にして、CCI(Commodity Channel Index)の値を算出するために使用します。
iCCIOnArray()関数は、以下のように定義されています。
double iCCIOnArray(
double array[],
int total,
int period,
int shift
);
各引数の意味は、以下のとおりです。
- double array[]
CCIを算出する配列名を指定します。 - int total
CCIを算出する配列の要素数を指定します。
「0」と記述すると、配列全体(=すべての要素)を基にしてCCIを算出します。 - int period
CCIの値を計算する期間を指定します。 - int shift
算出したCCIの値を取得したいバーの位置を指定します。
算出したCCIの値を取得したいバーが現在のバーであれば「0」、1本前のバーであれば「1」、2本前のバーであれば「2」……と記述します。
注意点
iCCI()関数とは異なって、iCCIOnArray()関数は、通貨ペア名や時間軸や適用価格のデータを取得しません。
したがって、iCCIOnArray()関数でCCIの値を算出するためには、あらかじめ価格データを用意しておかなければなりません。
CCIは左から右へ(=古い価格データから新しい価格データに向かって)計算されます。右から左へ(=新しい価格データから古い価格データに向かって)CCIを計算するためには、ArraySetAsSeries()関数(詳細は「こちら」を参照してください。)を使用します。
具体例
配列Buffer[]を基にした現在のバーのCCIの値を取得したい場合は、以下のように記述します。
double Buf_CCI = iCCIOnArray(Buffer,0,14,0);