ArrayMaximum()関数は、指定した配列に含まれる要素のうち、最大値を格納している要素の位置(=インデックス)を取得するために使用します。
ArrayMaximum()関数は、以下のように定義されています。
int ArrayMaximum(
const void array[],
int count=WHOLE_ARRAY,
int start=0
);
各引数の意味は、以下のとおりです。
- const void array[]
要素の最大値を取得したい配列名を指定します。 - int count
最大値を検索する要素数を指定します。
標準ではすべての要素について最大値を検索します。 - int start
最大値の検索を始める要素の位置(=インデックス)を指定します。
戻り値
最大値を格納している要素の位置(=インデックス)を返します。
最大値の検索が失敗した場合は、「-1」を返します。
具体例
特定の配列の要素のうち、最大値を取得したい場合は、以下のように記述します。
int start()
{
double Array[5]= {4,1,6,3,9}; //配列の宣言
int Max_Value_Index
= ArrayMaximum(Array,WHOLE_ARRAY,0);
/*変数「Max_Value_Index」に配列「Array」の要素のうち、最大値を格納している要素のインデックスが格納される*/
double Max_Value = Array[Max_Value_Index];
/*変数「Max_Value_Index」には「4」が格納されているので、変数「Max_Value」には配列「Array」の要素のうち、最大値である「9」が格納される*/
return(0);
}